村松研究室は「青少年のレジリエンス(精神的回復力)とセルフエスティーム(健全な自尊心)からみたこころの健康づくり」をテーマにして研究を行っています。
具体的には、中・高・大学生のレジリエンス及びセルフエスティームと、
①攻撃受動性(いじめられやすさ)、②攻撃性(攻撃性のつよさ)、③社会的スキル(友達関係)、④生活習慣、
⑤対人ストレスイベント、⑥ストレス対処行動 との関連を追究しています。
いじめを受けやすい(攻撃受動性の高い)生徒は社会的スキルが低く、セルフエスティームも低く、攻撃性が強いことが分かりました。また、レジリエンスが低いことが分かりました。従って、いじめられることを予防するにはレジリエンスやセルフエスティームや社会的スキルを向上させる視点からの支援が大切であると思われます。